2011/07/20

OLD&NEW






















これはNITEKLUB&CO.の定番のデニム「TRUEBLUE NITE DENIM」です

ちなみに両方とも全く同じモデル(LOOSE 31)になっています

着用し約1年、全体的に縦落ちし自分色になってきました

デニムについては以前、BLOGにで紹介しましたが

70年代に初の国産デニム「仁斬(じんず)」という当て字をしていた時代

日本人はアメリカの開拓時代に思いを馳せながらジーンズを浸透させていきました

そんな時代の、現代においては非効率な旧シャトル機で織り上げた生地を使用してます

手作業において糸にストレスを与えないためこのようなムラ感のあるデニムになっています

そんな定番のTRUEBLUEの新品のものと1年履いたものを比較してみます

全体的にたて落ちももちろん、体にそり立体的になりました

フロントの表情もものすごく豊かに前立ての端部分もスレが出て

周りにもひげが現れてきました

サイドポケットもよく使用するのでポケット口の色落ちや

セルビッチを使用したコインポケットのリベットも錆が生じてきています

バックのレザーパッチも全体的に中心にレザーがより

はじめはくっきり凹凸のあった刻印も

平面になりかすかにネームを象徴しています

その下のポケットを見ると財布を入れる右ポケットのほうが色落ちがあり

尚且つリベットで補強している部分に負担がかかりポケット端から上へのびる

色落ちもみられます

そして旧式のデニムには欠かせない尾錠部分

尾錠を絞って履いていた部分にしわがよりそのしわからうまれる

ムラと立体感のある色落ちが起こりました

時間と共に自分色になっていく服

履く人やそれぞれの環境により一本一本、違う表情になっていくデニム

本当に魅力的です

「TRUBLUE」には「FIT」「STANDARD」「LOOSE」と3タイプのデニムがあり

どれもストレートになっております

デニムは何といっても自分で育て甲斐のある素材ですので

是非自分だけのデニムを作ってみてはいかがでしょうか

もうすぐ夏休みです

是非ともお待ちしております

真喜志